肌荒れの原因と正しいスキンケアについて
肌荒れとは、肌が健康でなく、キメが乱れて不快なトラブルが出ている状態のことを指します。
肌荒れの症状は人によって様々であり、症状や原因を見極めたお手入れが重要です。
今回は、肌荒れの原因と正しいスキンケアについてご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。
肌荒れの原因って?
肌荒れの症状は人それぞれ違いますが、原因も人それぞれ違います。
一般的に肌荒れの原因とされているものは以下の通りです。
気温の変化
季節の変わり目や寒暖の差が激しい時期は、気温の変化に体が知らないうちにストレスを感じ、自律神経が乱れてしまって、肌荒れを引き起こしてしまう方が多くいます。
冷房や暖房の使用による屋内外の気温差も、私達の体にはストレスになるので注意が必要です。
紫外線
紫外線は曇りの日や冬は少ないとされていますが、常に降り注いでいるものです。外出の際は、必ず日焼け止めを塗るようにしてくださいね。日焼け止めは汗で流れ落ちてしまうので、数時間おきに塗りなおすようにしましょう。
お肌に合っていない化粧品
今使用している化粧品が肌に合っていないのかもしれません。今までは何の問題もなく使えていたものでも、ある日急に肌に合わなくなることもあります。
肌荒れの原因が、化粧品の成分によるものなのか、それとも自分の肌の状態によるものなのかは、自分で判断するのは難しいものですよね。
原因を知るためにも、肌の調子が落ち着くまでは低刺激の化粧品を使用しましょう。
ストレス
ストレスは、肌に必要な成長ホルモンの分泌を妨げ、ターンオーバーを乱してしまう原因です。
ターンオーバーが乱れると、肌の新しい細胞を生み出す力が弱まってしまい、肌の水分保持力やバリア機能が低下してしまいます。
睡眠不足
毎日の睡眠は疲労回復のために欠かせません。それは肌も同じことです。
肌のターンオーバーが最も活発に行われる時間は夜、睡眠時です。
眠っているときに、美肌に必須となる栄養素やホルモンが作られ、お肌に運ばれるので、睡眠時間はきちんと確保しましょう。
食生活の乱れ
私達の肌は私達が口にした栄養素が材料となり、作り出されています。
脂っこいものを食べた次の日にはニキビができたりしませんか?
美肌のためには、何か特定の食材が有効ということよりも「バランスよく食べる」ということが大切です。
栄養が偏った食事では、健康で美しい素肌は生まれません。
腸内環境の乱れ
腸内細菌には、有害物質を分解して、排泄を助ける働きがあります。
腸内に悪玉菌が増えると、その働きが滞り、腸内環境が乱れてしまいます。
結果、腸壁から体内に有害物質が入ってしまい、肌荒れやニキビ等の肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
肌荒れしている時の正しいスキンケアについて
肌が荒れると、赤くなる、かゆくなる、カサカサになる、毛穴の開き、吹き出物ができる等の症状が見られます。
以下のポイントに注意し、スキンケアをしてくださいね。
汚れをしっかり落とす
しっかりとダブル洗顔をしましょう。クレンジングはメイクなどの油性の汚れを落とすのに対し、洗顔は汗や皮脂、古い角質、ほこりなどの水溶性の汚れを落とします。
そのため、どちらか片方のみだとメイク汚れがきちんと落ちなかったり、肌についた余分な皮脂や毛穴汚れなどが肌に残ってしまったりするので、注意しましょう。
また、洗顔時は、ぬるま湯を使用し、洗顔ネットなどでしっかりと泡立て、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。
よくすすぐ
すすぎをし始めて、泡が見えなくなっても、肌には石鹸が残っていることがあります。ぬるぬる感があるときは要注意!このぬるぬる感はすすぎ残しの証です。
これが肌に残っていると、後々、肌トラブルの原因になることも…。
すすぎ残しをなくすには、たっぷりのぬるま湯で、十分に洗い流しましょう。
しっかり保湿をする
洗顔の後は、とても乾燥しやすい状態です。化粧水でたっぷりと水分を補給して、肌を整えましょう。
その後に美容液や乳液、クリームを使用し、美容成分をいれながら、肌の潤いを逃さないようにフタをしましょう。
クリームを使用する場合は、手のひらで少し温め、体温に近づけてあげるとお肌へのなじみがさらによくなりますよ。
まとめ
きちんとしたスキンケアで肌のバリア機能を保ち、肌荒れしにくいお肌を作ることができるようになります。
新しくしようする化粧品が、自分の肌に合っているのか心配な方は、使用する前にパッチテストを行って、自分の肌に合っているのかどうか確かめてから使用するようにしてくださいね。