ストレスと肌荒れの関係

ストレスが溜まって精神的に疲れている時に、なんとなく鏡を見てみるとお肌がボロボロの状態になっていることがありませんか?

「いつでもキレイなお肌でいたいのに、どうして肌荒れでボロボロに…」その悩みの原因は「ストレス」なのかもしれません。
「ストレス」は人間の体に影響を与えると言われていますが、その影響は「肌」にも及んでいるのです。

今回は、ストレスと肌荒れの関係について紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

ストレスと肌の関係って?


ストレスは、大きく分けて2種類に分類されます。

それは。湿度や気温の変化や紫外線、大気汚染に騒音、花粉等の「外的要因」によるストレスと、人間関係や睡眠不足、食生活の乱れ、生活習慣等による「内的要因」によるストレスがあるとされています。
中でも、お肌に直接悪影響を与えるストレスは「肌ストレス」と、呼ばれています。

肌ストレスには目に見えるもの、目に見えないものと様々あり、肌ストレスと分からないまま肌荒れを引き起こしていることがあります。
代表的な肌ストレスは、紫外線や花粉、PM2.5、睡眠不足に冷え性、間違ったスキンケア等です。

ストレスが蓄積すると、自律神経が乱れ、肌に十分な栄養分や酸素等を送ることができなくなってしまいます。そして、肌のターンオーバーが乱れていき、肌荒れが起きてしまうのです。

また、ストレスによって免疫力も低下しているので、肌はちょっとした刺激で、ニキビやシミ、肌荒れ等の肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。

ストレスによる肌荒れを改善させるポイント

ストレスによる肌荒れを改善するために注意したいポイントをご紹介します。
以下に注意し、スキンケアをするようにしてくださいね。

しっかり睡眠をとる

心と体を休めることが出来る睡眠は、人間の三大欲望のひとつで、なくてはならない重要なものです。
理想的な睡眠時間は8時間だと言われていますが、睡眠で重要なのは、時間ではなく、「睡眠の質」だそうです。

質の良い睡眠は心身共にリラックスさせてくれるため、ヒーリング音楽、リラックス音楽等のα波系音楽を聴いたり、ハーブティーやホットミルクを飲んでリラックスした状態を作って質の良い睡眠をとれるようにしましょう。

身の回りを清潔に保つ

なかなか治らない肌荒れはストレスだけが原因ではないのかもしれません。
タオルやハンカチ、枕カバーは清潔なものを使っていますか?何日も洗濯していないタオルやハンカチ、枕カバーには、たくさんの雑菌が繁殖しています。

また、ファンデーションのスポンジやメイクブラシには、皮脂やメイクの油分等がたくさん付着しています。洗わずに放置しておくと大量の雑菌の住みかになってしまうのです。
自分の身の回りを清潔に保つよう、意識してみてくださいね。

食べ物に気をつける

ストレスを感じた時には、食欲がなくなったり、逆に食べすぎてしまったりして、栄養バランスが偏りがちになるので、一度食生活を見直してみましょう。

ストレスを感じているときにお菓子を食べるという女性は数多くいますが、お菓子に含まれている油や砂糖は、肌荒れを引き起こす原因になります。

たんぱく質やビタミン、ミネラル等の栄養素を、バランス良く摂ることを意識してくださいね。

笑ってストレスを発散する

ストレスが溜まっていると、考え方がマイナス思考になり、笑うことが少なくなってしまいます。
「笑うことは体に良い」と昔から言われていますが、実際のところ、どうなのでしょう?

結論から言いますと、「笑う」という行為は最も手軽でお金のかからないストレス解消法だとされています。人間は笑うだけで体に備わっている免疫機能が30%ほどアップすると言われています。

また、体の緊張を解きほぐす効果やリラックス効果もあると言われているのだとか…この「笑い」はどんな笑いでも構わないそうです。
最近、あまり笑えていないという方は、目と口で笑ってみてくださいね。

まとめ

ストレスは肌への悪影響だけでなく、体や心の不調にも繋がるので溜め込まないことが重要です。
ストレスによる肌荒れでお困りの方は、ストレスの解消と、正しいスキンケアを行って、いつまでも美しい素肌で過ごしてくださいね。