敏感肌におすすめの保湿成分とは?

敏感肌の方は、「保湿効果の高い成分を選ぶこと」が重要です。
「保湿成分」には様々な種類がありますが、その中でも特に潤い力の高い保湿成分は「セラミド」です。

セラミドにはどんな種類があるの?

「セラミド」は大きく分けると「ヒト型セラミド・非ヒト型セラミド・疑似セラミド」の3種類に分けられます。

ヒト型セラミド

人の体内にあるセラミドと全く同じ構造のセラミドで、安全性が高く、保湿効果も期待できます。
特に肌への親和性が最も高く、角層にある細胞間脂質のラメラ構造形成に有用とされています。
成分表示は、セラミド1・2・3と「セラミド」の後に番号が表記されており、成分表示で確認することができます。

非ヒト型セラミド

馬や豚、小麦などの動植物の天然成分から作られたものです。
成分表示では、「ウマスフィンゴ脂質」や「植物性セラミド」の表記がされています。

疑似セラミド

セラミドと似たような構造ではありますが、セラミドではありません。
保湿効果はありますが、天然セラミド・活性型セラミドと比較すると効果はかなり低いといわれています。

敏感肌、重度の乾燥肌におすすめなのは「ヒト型セラミド」

「ヒト型セラミド」には17までの種類があり、ある程度の知識を持っていると商品選択の参考とすることができます。
特に肌内で影響力を持っているのは「123」のセラミドです。
その中で最も高い保湿効果を持ち、肌内のセラミド全体量における最多、約2割を占めているのが「セラミド2」になります。
ですので、敏感肌、乾燥肌の方は、「ヒト型セラミド」を意識して選ぶようにしましょう