乾燥肌のための、保湿化粧水の選び方
スキンケアの基本となる化粧水。特に、乾燥した肌にとっては、化粧水はクレンジングや洗顔によって洗い流された水分や油分を補ってくれる、最も重要なアイテムのひとつ。
乾燥を改善するためには、「保湿効果の高い成分が入っている化粧水」を選ぶことと、「刺激となりうる成分」に気をつけることが大切です。
保湿力のある化粧水を選ぶには?
でも実際に保湿化粧水を選ぶとき、具体的にはどんな成分に注目していいのか分からない…。
そんな方におすすめの、化粧水選びのポイントをご紹介します♪
保湿成分
「保湿成分」には様々な種類がありますが、その中でも特に潤い力の高い保湿成分は「セラミド」です。
「セラミド」は大きく分けると、「ヒト型セラミド・非ヒト型セラミド・疑似物質」の3種類に分けられますが、最も保湿効果が高いのは「ヒト型セラミド」です。
乾燥肌の方にはもちろん、「ヒト型セラミド」が入っている化粧水を選ぶのがおすすめ。
「ヒト型セラミド」と呼ばれる理由は、人間の体内の、角質細胞間脂質にもともと存在しているセラミドと、ほぼ同等の化学構造を持っていることにあります。
その他のセラミドと比べて、ヒト型セラミドは特に肌への親和性がとても高く、角層にある細胞間脂質のラメラ構造形成に有用とされています。
刺激につながる成分
また同時に、肌への刺激となる成分が配合されていないかどうかも、化粧水を選ぶポイントの一つ。
「アルコール」や「合成香料」などは、配合量によっては肌に刺激を与えることもあり、乾燥によって敏感な状態になっている肌に負担をかけてしまう可能性があります。
配合された化粧水を使用する際は、事前にパッチテストを行って、刺激を感じないかどうかを確認してみるのも、乾燥の悪化や肌荒れを防ぐ方法の一つです。
化粧水は、手でしっかりと浸透させるのがおすすめ!
肌が乾燥しているときは、肌表面の角層が乱れていて、肌荒れも起こしやすい状態になっています。
その状態を悪化させないためには、化粧水をつけるときにも注意が必要。洗顔が終わったら、手にたっぷり化粧水をとり、顔全体になじませてから、手のぬくもりでしっかり化粧水を浸透させましょう。